目的を持つからこそ、作業に意味が出る
こんにちは♪
日中、少しずつ暖かくなってきて嬉しいです。さきこです🎶
先日、職場で不思議な場面を見かけました。
私がお昼休憩を終わって席に戻ると、
先輩社員が、上司から注意を受けていました。
その際に「はい、はい・・分かりました」
と返事は普通なのですが、なぜか表情がにこにこ・・・
あ、あれ?
今ミスについて指摘されてるんだよね??
注意している上司は、ミスについての指摘と共に
次にやるべき行動まで指示されていました。
つまり『あとは言われた通りやれば問題ない状態』
なんて丁寧な教え方なんだろう、と半ば感心して
私はこっそり聞き耳を立てていました😅💦💦
(あんまりお行儀は良くありませんが、
席が近かったので仕方がないということで)
そしてその数時間後・・・
「○○さん、これやった?」
「はい、やりました」
「確認した?」
「あ。えっと・・・してないです」
『えぇーーーっ?!』(心の声)
さっきミスしてたんだから確認は当たり前じゃないのか??
と非常にビックリしてしまいました💦💦
しかもこと細かく丁寧な指示をされていたのに、
なぜミスしたんだ🤔🤔🤔???
ちょっぴりその点が謎でした。
上司いわく、その先輩社員は過去にも同じミスをしたことがあって、
今回ので5~6回目の注意とのこと💦💦
「正直私もこれ以上どう言ったら伝わるか
分からないのよ……」
上司は頭を抱えて、別の社員さんに
思わず愚痴をこぼしていました💦💦
私は、仕事をする上でやってしまうミスには2種類あると思っています。
1つ目は、やり方が分からない、もしくは勘違いしていて
手順そのものを誤ってしまうタイプ。
これはマニュアルをしっかり手元に置いて作業をしたり、
疑問に思ったことは即座に質問したりして
対処することが出来るかと思います。
2つ目は、作業の目的を理解しておらず、
どの部分が大事なのか分からないため
必要な作業が漏れたり、
順序を誤って覚えてしまったりしているタイプ。
これは作業をそのままこなせば本来は問題ないのですが、
あまりにも意識が目的からかけ離れていると、
作業としては終わったように見えても
とんちんかんな結果になっていることがあります。
例えば、『新入社員向けのマニュアル作成』を任されたのに、
専門用語がたくさん出てきていて理解するのに時間がかかる。
『プレゼン資料をまとめる』ことを任されたのに、
文字だけの説明が多くてとても読みづらくページもかさばっている。
これらは作業としては間違ったことをしているわけではありません。
ただ、マニュアルの読み手、資料の受け手、のことを第一に考えるべき、
ということが抜け落ちてしまっているのです😣💦💦
作業は、目的を意識してこそ意味が生まれる
『野球が上手くなりたいなら1,000本ノックをしろ』
『バドミントンが上手くなりたいならまずは300回素振りして』
こんな感じで、部活動でも“行動量”という作業を提示されたことはありませんか?
私は学生時代、そのまんま行動量をこなすことは一生懸命やっていました💦
しかし基礎体力はついても、上達はしませんでした。
今ならその原因が分かる気がします。
それは、単純明快です。
上達する自分をイメージしていなかったからです。
ただ『1,000回バットを振る』ことと、
「ヒットを打つんだ!」と思って『1,000回バットを振る』ことでは、
結果が違ってきて当然だと思いませんか?
さらに言うなら、1、2塁間にボールを抜けさせるぞ、と意識しながら振ることと、
場外ホームランを狙うぞ、と意識しながら振るのでは別々の動きになるかと思います。
練習の最終的な目的は上達の先に、
試合で活躍すること、
さらには試合に勝つこと。
これを意識しているのかどうかでは、
行動にかける意欲も断然変わってくるかと思います。
『練習を練習にするな、本番だと思え』という言葉もありますよね✨✨
日々、『何のためにやるのか』ここを意識して過ごしていきましょう🤗✨✨