ときには『知らない』と言えることも才能
こんばんは🌙さきこです。
先日、ゲリラ豪雨に降られてめちゃめちゃ困ってしまったので、また折り畳み傘を持ち歩き始めました😂😂😂
急な雨に対応できてこその折り畳み傘ですよね!!✨✨✨
さて。少し他の記事でも書いたことがあるかもしれないのですが、今年から少し新しいアルバイトをしておりまして。
神楽坂という土地柄か経営者の方や、地主の方、変わった職業の方とお話をする機会がたくさんあります。
その中で先日映画監督の方とお話をしたのですが、そのときに言われたことがとても印象に残っています。
意図せずディープな話題が飛び交う
その日はその映画監督の方が最後のお客さんで、スタッフは私と女性の社長だけ。
店内は3人だけでしたが、私は洗い物をしていたのでお話をしていたのは実質監督さんと社長でした。
時間帯も遅く、ほろ酔いだったからか少しディープな硬めの会話をされていました。
(選挙だったり、経済だったり、外交だったり・・・)
私は監督さんとは初対面だったので、どこまでお話に踏み込んでいいのか分からなかったので、少し曖昧に相槌を打っていました。
ただ、監督さんからはかなり熱心に相槌を打っているように見えたようで、名前を聞かれ「君はこれに関してどう思う?」と尋ねられました。
そのときに、私は思わず忌憚なく自分の意見を述べていました。
はっきりと話しきってから、「あ、これって飲み屋の女としてはキツイ意見を言い過ぎたかな」と思ったのですが、監督さんは笑顔だったので少しほっとしました🤗🎶
その後、社長も交えてかなり重めの話でしたが真剣になりすぎず、さらっとお話していきました。
その後、お店を閉める時間になり、監督さんから「良かったら3人でこの後もう1軒行こうよ」とお誘いいただきました✨✨
帰りが遅くなってしまうな、とも思ったのですが、珍しいお誘いだったので2つ返事でお誘いを受けることにしました👍✨✨
自分の意見を持つことは素晴らしい
飲み屋でひとしきり料理を注文した後、監督からこんな風に言われました。
「君は賢いし、若いのに自分の意見を持っていて、いいね!」
・・・ちなみにあくまで若い、というのは60代の監督さんに比べて、です(笑)
そう言われたのは素直に嬉しかったです。
昔から良くも悪くも同世代とは意見が合わない、感覚が合わないと感じることが多かったので、年上の方や目上の方とお話する方が心地よく「しっかりしている」と言われることに喜びを感じていました。
しかし、次に意外な言葉も同時にいただきました。
「ただ、あぁいったお店では『知らない』『分からない』と言えるのも才能だよ」
『知らない』と言えることも才能
「女の子と話したい、って男性には敢えて『知らない』と言えることも才能だよ」
確かに自分でも発言したときに飲み屋の女としては、かなりはっきりした意見を言い過ぎたかな、と思っていました💦💦
そのため、その言葉を聞いて『男性を持ち上げるためにバカな振りをしなさい』という意味を監督さんは示しているのかと思いました🤔🤔🤔
そう思っていると、監督さんはこう続けられました。
「お店に来て、女の子と話したいと思っている男性の目的は『気持ちよく飲みたい』ってことだからね。
そういう人の中には、あぁいった堅苦しい話を苦手な人もいる。
そういうときに、敢えて『知らない』『分からない』と言って話題を切れるのも才能だよ」
それを聞いてなるほど、と思いました。
私はついついお客さんの話をしっかり聞いて、分かっています、きちんと聞いています、というのを伝えるために何かしら返答を返したり、受け止めたりすることが必要だと思っていました。
しかし、敢えて重くなりそうな話題を切る、別の話題に変える、もしくはお客さんの話を引き出すために知っていても黙る。
こういったことを、必要に応じて行えることも重要なのだと気づけました🤗✨✨
人によって心地よいコミュニケーションの仕方は違う
今回はたまたま監督さんにとっては、自分の意見をはっきり言える私のことを気に入ってくださったのですが、そうじゃない方もいる。
相手のことを考えながら、自分のコミュニケーションの仕方も工夫していきます✨✨